『けものフレンズ』たつき監督、ヤオヨロズ降板とKADOKAWAの発表について
『けもフレ』運営側、監督の降板騒動受け経緯説明 作品利用めぐり意見の相違か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170927-00000300-oric-ent
25日の深夜から26日0時までけものフレンズアプリ版のスザクのイラストに悪戦苦闘していて、この騒動を知ったのは翌朝。
実は最近片方の目が失明寸前になって現在治療中ですが(一応医師からPCやテレビ見ても良いよ許可出ているので遠慮なくやってますw)、
この一報を知った時、大げさなようですが失明寸前と言われた時ほどのショックはないものの、その後のじわじわボディブロー効いてくるような、ゆったりとした脱力感が全身を襲っていくのはこの降板騒動の方が上でした。
さて本日未明、憶測が飛び交う中けものフレンズプロジェクトA(KADOKAWA側)の一方的な主張が発表されましたが、
>「関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用がありました」と指摘。
>「映像化プロジェクトとしては次回の制作を引き続きお願いしたかったため、
>情報は事前に共有してほしい旨の正常化を図る申し入れをさせていただきましたが、
>ヤオヨロズ株式会社からは、その条件は受け入れられないので辞退したい、とのお返事でございました」
このKADOKAWA側の主張には腑に落ちない点があります。コラボ企画が問題だったとしても時系列のズレ (事前に企画が進んでいただけなのかもしれませんが) からKADOKAWA側の主張には無理があります。
https://twitter.com/silasosilaso/status/912714471876861952?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=http%3A%2F%2Fkemono-friendsch.com%2Farchives%2F38977
次にニコニコ動画にアップされたイラストや映像作品等の二次創作では、事前にけものフレンズ制作委員会側と「ケロロ軍曹」等でお馴染みの、キャラクター原案である吉崎観音先生らに事前に許可を頂いていた、元より制作委員会はガイドラインに沿えば連絡不要の方針を取っており二次創作にかなり寛容な体制であった点からこの件でも問題があったというには無理が生じます。
(※テレビ東京やKADOKAWAと情報共有があまり上手く行っていなかったとの話もあります。当初個人的にはアニメ放送前のけものフレンズプロジェクトはご先行していたアプリ版が終了し漫画も不発とメディアミックス展開がことごとく失敗していた、まさに死に体状態だったので、利権絡みからだとガイドラインのように「最低限ルール守ってくれれば好きにやって」状態で、その辺の規約が緩々だったのではないかと憶測していました。
よくやり玉にあがる自費制作の12.1話では、映像、音声の再利用はせず作成している点からこれもガイドラインに沿って作られていると言われています。プロデューサーがテレビ東京に事前告知をしなかったつまりKADOKAWA側の「関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用がありました」という主張には当て嵌まり難いと考えています。)
そして騒動の発端となった、たつき監督のツイートでは
>「突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました。ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です」
しかし今回のKADOKAWAの主張では
>「ヤオヨロズ株式会社からは、その条件は受け入れられないので辞退したい、とのお返事でございました」
たつき監督はKADOKAWA側から解任の通達が来たと主張し、
KADOKAWAはヤオヨロズが辞退を申し出たと主張している。
どちらかが嘘をついていることになります。
あと最近ではメディア戦術として珍しくなないでしょうがこんなことも平気でやってるらしい…。
これらの問題点から、今回の経緯説明は納得できるものではなくKADOKAWAへの不信感が募る一方です。
何より失敗すると思われていたアニメ版けものフレンズを情熱を注いでここまで大切に育て上げ、これまでもファンサービスはするも決して無下にしたり、弄ったり、下賤なスタンドプレーは決してしなかった、そんなたつき監督とヤオヨロズが、KADOKAWA側の言うような一方的なスタンドプレーに走っていた、KADOKAWA側が言う「正常化」の前の「異常な状態」にあった、と考えるのも極めて不自然でおかしな話です。
ここからは私の主観・憶測が入りますが、要するにKADOKAWA的には「一度見捨てた金にならないコンテンツが金のなる木に成長したのに、たつき監督とヤオヨロズが金儲けの邪魔になってきたので難癖無理難題を吹っかけて切った」としか見えません。
追記
けものフレンズプロジェクトはKADOKAWAコミックス編集部編集長の梶井斉氏が立ち上げた企画で、吉崎先生のキャラクターと世界観をベースとし、原作は「動物」で、漫画、ゲーム、アニメ等に独自の展開を広げ「動物をもっと知ってもう企画」と言う方針です。
ここからは再び憶測になりますが、アニメ化が成功しても主導するのはあくまでコミック編集部。12.1話もプロジェクトの許可を得て制作した、というのは、キャラクター原案の吉崎氏と梶井斉氏を中心とするプロジェクトに許可を得たから、という事で、KADOKAWAアニメーション部門の「けものフレンズプロジェクトA」には連絡が上手く取れていなかった、そこからこじれ始め「関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用がありました」となった可能性があります。
仮にこれが事実でも本家プロジェクトの許可、吉崎先生の許可、ガイドライに沿って作成とくればAの言い分はこじつけに近くなりますが…。
それで、アニメ二期はどうもAが主導権を握りたい、と言う噂話がチラホラ聞こえてきます。金のなる木となったアニメけものフレンズをKADOKAWA社内による主導権争いとなり、結果たつき監督、ヤオヨロズが梯子を外される形になってしまった。
…ちょっと行き過ぎた憶測になりますが、まったくあり得ない話でもないかなと思えます。
追記その2
数日たって落ち着いた頃にチラホラと別視点の情報も上がってきて目に付くようになりました。その中にアニメけものフレンズのプロデューサー福原氏はやらかし癖があるらしく、過去に「てさぐれ!部活もの」と言う作品において「てさ部」の放送期間延期を土壇場になって告白するなど、色々問題を起こしていた人らしく、過去にたつき監督も難色を示していたそうです。
過去のツイートから
>石ダ○コー太郎 @ISHIDATE_Kotaro 2015-04-27 15:08:52
>@tamiya2345 お気を悪くさせてしまったら失礼いたしました。
>僕はこのイベントに関係のない立場ですので現場に伺っていないんです。
>旧知の福原は基本的に何を言っても治らない人だとすでに知っておりますもので、
>むしろ誰を怒鳴り散らせば良いのかを誰かに教えていただきたいくらいです…
また今回のたつき監督降板騒動でヤオヨロズもやや調子に乗っているという話も噂レベルですが目にします。仮にプロデューサーの独断と不手際による情報共有がおこなわれていなかったとすれば、KADOKAWA側の主張にも一応の説得力は出てきますが…。
※後日福原氏は自身が原因で2期の話がこじれたという話を否定されています。
けものフレンズ、その汚れた心を浄化してくれる「たーのしー!」さ、そして至る所に点在する廃墟から静かに不気味さ不穏さを醸し出しているSFさ、そのSF的な演出もメインストーリーの邪魔をしない所が良く、本当に面白く大好きですし、これからも応援したい。
でもね、こんな汚らしい場外乱闘を見せつけられたらこれから先、今まで通りに楽しめるか少々不安になっちゃいますよ。
少なくともたつき監督やヤオヨロズもいない、もしかしたら声優さんも変更された別物の二期は純粋には楽しめないでしょうし、正直あまり見たいとは思いません。
そもそも、この問題以前に死に体だったけものフレンズというコンテンツをメガヒットさせた一番の功労者のたつき監督 (アニメ版では監督、脚本、コンテ、演出、美術デザイン 、3Dモデル等、あらゆる制作現場に関わったこの人の功績無くしてアニメ版けものフレンズとその後のヒットは存在しなかった) をアニメ二期から突然外すなど常識的にありえませんよ。大げさかもしれませんが例えるならばスタジオジブリがラピュタ~トトロの後に宮崎監督を首にするようなもの。
本当にありえない。アニメけものフレンズの続編を潰したいと思わなき限りあり得ない愚策です。
そんなあり得ない事を平気で断行する関係者方々へ、この言葉で締めくくらせて頂きます。
のけものはいない世界じゃなかったのかな!?
※一個人の感想です
参考サイト
ニコニコ大百科「けものフレンズプロジェクト」
騒動をよくまとめているサイト
9.25けもフレ事件(たつき監督降板事件)まとめ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170927-00000300-oric-ent
25日の深夜から26日0時までけものフレンズアプリ版のスザクのイラストに悪戦苦闘していて、この騒動を知ったのは翌朝。
実は最近片方の目が失明寸前になって現在治療中ですが(一応医師からPCやテレビ見ても良いよ許可出ているので遠慮なくやってますw)、
この一報を知った時、大げさなようですが失明寸前と言われた時ほどのショックはないものの、その後のじわじわボディブロー効いてくるような、ゆったりとした脱力感が全身を襲っていくのはこの降板騒動の方が上でした。
さて本日未明、憶測が飛び交う中けものフレンズプロジェクトA(KADOKAWA側)の一方的な主張が発表されましたが、
>「関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用がありました」と指摘。
>「映像化プロジェクトとしては次回の制作を引き続きお願いしたかったため、
>情報は事前に共有してほしい旨の正常化を図る申し入れをさせていただきましたが、
>ヤオヨロズ株式会社からは、その条件は受け入れられないので辞退したい、とのお返事でございました」
このKADOKAWA側の主張には腑に落ちない点があります。コラボ企画が問題だったとしても時系列のズレ (事前に企画が進んでいただけなのかもしれませんが) からKADOKAWA側の主張には無理があります。
https://twitter.com/silasosilaso/status/912714471876861952?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=http%3A%2F%2Fkemono-friendsch.com%2Farchives%2F38977
次にニコニコ動画にアップされたイラストや映像作品等の二次創作では、事前にけものフレンズ制作委員会側と「ケロロ軍曹」等でお馴染みの、キャラクター原案である吉崎観音先生らに事前に許可を頂いていた、元より制作委員会はガイドラインに沿えば連絡不要の方針を取っており二次創作にかなり寛容な体制であった点からこの件でも問題があったというには無理が生じます。
(※テレビ東京やKADOKAWAと情報共有があまり上手く行っていなかったとの話もあります。当初個人的にはアニメ放送前のけものフレンズプロジェクトはご先行していたアプリ版が終了し漫画も不発とメディアミックス展開がことごとく失敗していた、まさに死に体状態だったので、利権絡みからだとガイドラインのように「最低限ルール守ってくれれば好きにやって」状態で、その辺の規約が緩々だったのではないかと憶測していました。
よくやり玉にあがる自費制作の12.1話では、映像、音声の再利用はせず作成している点からこれもガイドラインに沿って作られていると言われています。プロデューサーがテレビ東京に事前告知をしなかったつまりKADOKAWA側の「関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用がありました」という主張には当て嵌まり難いと考えています。)
そして騒動の発端となった、たつき監督のツイートでは
>「突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました。ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です」
しかし今回のKADOKAWAの主張では
>「ヤオヨロズ株式会社からは、その条件は受け入れられないので辞退したい、とのお返事でございました」
たつき監督はKADOKAWA側から解任の通達が来たと主張し、
KADOKAWAはヤオヨロズが辞退を申し出たと主張している。
どちらかが嘘をついていることになります。
あと最近ではメディア戦術として珍しくなないでしょうがこんなことも平気でやってるらしい…。
これらの問題点から、今回の経緯説明は納得できるものではなくKADOKAWAへの不信感が募る一方です。
何より失敗すると思われていたアニメ版けものフレンズを情熱を注いでここまで大切に育て上げ、これまでもファンサービスはするも決して無下にしたり、弄ったり、下賤なスタンドプレーは決してしなかった、そんなたつき監督とヤオヨロズが、KADOKAWA側の言うような一方的なスタンドプレーに走っていた、KADOKAWA側が言う「正常化」の前の「異常な状態」にあった、と考えるのも極めて不自然でおかしな話です。
ここからは私の主観・憶測が入りますが、要するにKADOKAWA的には「一度見捨てた金にならないコンテンツが金のなる木に成長したのに、たつき監督とヤオヨロズが金儲けの邪魔になってきたので難癖無理難題を吹っかけて切った」としか見えません。
追記
けものフレンズプロジェクトはKADOKAWAコミックス編集部編集長の梶井斉氏が立ち上げた企画で、吉崎先生のキャラクターと世界観をベースとし、原作は「動物」で、漫画、ゲーム、アニメ等に独自の展開を広げ「動物をもっと知ってもう企画」と言う方針です。
ここからは再び憶測になりますが、アニメ化が成功しても主導するのはあくまでコミック編集部。12.1話もプロジェクトの許可を得て制作した、というのは、キャラクター原案の吉崎氏と梶井斉氏を中心とするプロジェクトに許可を得たから、という事で、KADOKAWAアニメーション部門の「けものフレンズプロジェクトA」には連絡が上手く取れていなかった、そこからこじれ始め「関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用がありました」となった可能性があります。
仮にこれが事実でも本家プロジェクトの許可、吉崎先生の許可、ガイドライに沿って作成とくればAの言い分はこじつけに近くなりますが…。
それで、アニメ二期はどうもAが主導権を握りたい、と言う噂話がチラホラ聞こえてきます。金のなる木となったアニメけものフレンズをKADOKAWA社内による主導権争いとなり、結果たつき監督、ヤオヨロズが梯子を外される形になってしまった。
…ちょっと行き過ぎた憶測になりますが、まったくあり得ない話でもないかなと思えます。
追記その2
数日たって落ち着いた頃にチラホラと別視点の情報も上がってきて目に付くようになりました。その中にアニメけものフレンズのプロデューサー福原氏はやらかし癖があるらしく、過去に「てさぐれ!部活もの」と言う作品において「てさ部」の放送期間延期を土壇場になって告白するなど、色々問題を起こしていた人らしく、過去にたつき監督も難色を示していたそうです。
過去のツイートから
>石ダ○コー太郎 @ISHIDATE_Kotaro 2015-04-27 15:08:52
>@tamiya2345 お気を悪くさせてしまったら失礼いたしました。
>僕はこのイベントに関係のない立場ですので現場に伺っていないんです。
>旧知の福原は基本的に何を言っても治らない人だとすでに知っておりますもので、
>むしろ誰を怒鳴り散らせば良いのかを誰かに教えていただきたいくらいです…
また今回のたつき監督降板騒動でヤオヨロズもやや調子に乗っているという話も噂レベルですが目にします。仮にプロデューサーの独断と不手際による情報共有がおこなわれていなかったとすれば、KADOKAWA側の主張にも一応の説得力は出てきますが…。
※後日福原氏は自身が原因で2期の話がこじれたという話を否定されています。
けものフレンズ、その汚れた心を浄化してくれる「たーのしー!」さ、そして至る所に点在する廃墟から静かに不気味さ不穏さを醸し出しているSFさ、そのSF的な演出もメインストーリーの邪魔をしない所が良く、本当に面白く大好きですし、これからも応援したい。
でもね、こんな汚らしい場外乱闘を見せつけられたらこれから先、今まで通りに楽しめるか少々不安になっちゃいますよ。
少なくともたつき監督やヤオヨロズもいない、もしかしたら声優さんも変更された別物の二期は純粋には楽しめないでしょうし、正直あまり見たいとは思いません。
そもそも、この問題以前に死に体だったけものフレンズというコンテンツをメガヒットさせた一番の功労者のたつき監督 (アニメ版では監督、脚本、コンテ、演出、美術デザイン 、3Dモデル等、あらゆる制作現場に関わったこの人の功績無くしてアニメ版けものフレンズとその後のヒットは存在しなかった) をアニメ二期から突然外すなど常識的にありえませんよ。大げさかもしれませんが例えるならばスタジオジブリがラピュタ~トトロの後に宮崎監督を首にするようなもの。
本当にありえない。アニメけものフレンズの続編を潰したいと思わなき限りあり得ない愚策です。
そんなあり得ない事を平気で断行する関係者方々へ、この言葉で締めくくらせて頂きます。
のけものはいない世界じゃなかったのかな!?
※一個人の感想です
参考サイト
ニコニコ大百科「けものフレンズプロジェクト」
騒動をよくまとめているサイト
9.25けもフレ事件(たつき監督降板事件)まとめ
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